不動産担保ローンにもデメリットはあるの?

返済不能の状態に陥った場合、その不動産を売却して返済する

不動産担保のローンでは、前述の通り「住宅ローン」と同じで不動産を担保にしています。

つまりもしも返済不能の状態に陥った場合、その不動産を売却して返済をしなければならなくなるのです。

いずれのローンの場合であっても、担保である不動産に、「抵当権」等の設定登記が行われます。

ですから、仮に返済が出来なくなってしまった時には、その不動産を売却して、売却代金から「元金」と「利息」の返済がされるようなしくみになっています。

このような事態は最悪のケースですが、そうならないためにも、計画的で余裕のある返済計画をたてるようにしたいものです。

他のデメリットは、融資までにやや時間がかかるという事も考えられます。

お金を借りるのであれば、即日融資が理想的です。

しかし不動産担保のローンの場合には、担保に入れる不動産の調査も行われます。

ですから、即日融資というわけにはいかないのが現状です。

余裕をもって1週間から2週間は考えておきましょう。

それ以外であれば、一般的な不動産担保のローンは「手数料」がかかることも覚えておきましょう。

借り入れる金額の約2パーセントくらいに設定している金融機関が多いです。

その他にも収入印紙代や、抵当権の登記費用等の費用がかかります。

また金融機関によって、不動産の調査のための費用や、鑑定のための費用もかかる場合があります。

それを踏まえたうえで利用するようにしたいものです。

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